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当院の胃・大腸カメラについて

LASEREO

当院では、富士フイルムのレーザー光源搭載の新世代内視鏡システム“LASEREO”を導入しました。この内視鏡システムは、2種類のレーザー光を使って4つの観察タイプを切り替えて使用することで、食道・胃・十二指腸の表層血管や表面構造をより鮮明に映し出し(写真参照)、早期発見に威力を発揮します。
上部カメラは、スクリーニングでは極細径(先端径5.8mm)の経鼻内視鏡を導入しました。
このスコープは極細径ではありますが、上記特殊光観察機能(BLI)が備わっており、画像が鮮明で、通常の経口の内視鏡と遜色ない性能を持っております。
また、通常内視鏡観察時にの胃の蠕動を抑制するために、ブスコパンやグルカゴンといった筋肉注射を打ちますが、当院では“ミンクリア”というミントの液を内視鏡観察中に胃の粘膜に散布するだけで胃の蠕動を抑制しますので、内視鏡検査前の筋肉注射はいたしません。
また、経口内視鏡を行う際は、経口用のマウスピースには“エンド・リーダー”というマウピースを使用しますので、通常のマウスピースに比べて、嘔吐反射を軽減してスムーズな挿入が可能です。
自分が何度も内視鏡検査を受けた経験から、患者さんにはできるだけ苦痛を伴わずに内視鏡検査を受けてもらえるように細心の注意を払っております。
現在は、胃がんや食道がん等の早期発見のためのスクリーニング検査はバリウムではなく、やはり内視鏡検査が有用と思います。
どうぞお気軽に、当院にお越しください。


BLI(Blue LASER Imageing)画像

短波長狭帯域光観察BLIは、血管や表面構造の観察に適した画像を表示するものです。